負傷者らがメモリアルウオーク JR福知山線脱線事故(産経新聞)

 JR脱線事故から25日で5年となるのを前に、事故の負傷者や家族らが24日、兵庫県尼崎市の現場付近を歩き、犠牲者を追悼するとともに風化防止を呼びかける「メモリアルウオーク2010」を行った。

 負傷者らでつくる負傷者と家族等の会の主催。参加者の1人、会社員の嶋田真由さん(27)=東京都世田谷区=は、事故車両の快速電車3両目に乗車し、左手足と骨盤を折る大けがを負った。入院生活は40日に及び、職場に復帰できたのは約3カ月後だった。25日に行われる追悼慰霊式には毎年参加していたが、自分が事故の負傷者の1人だということを意識することは、しだいに少なくなっていたという。

 この日午後、嶋田さんは50人近い参加者とともにJR塚口駅近くの公園を出発。事故現場で献花した後、尼崎駅までの約4キロを2時間かけて歩いた嶋田さんは「私はこうして歩けるけれど、今も後遺症と闘う人がいることを改めて思った。事故が風化しないために、私にできることをしていきたい」と話した。

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